相続
亡くなった人が残した遺産を受け取ることを相続と言います。亡くなって相続される人を被相続人、遺産を相続する人を相続人といいます。
相続できる親族の範囲は民法で定められており、これに該当する相続人を法定相続人と言います。もっとも、この法定相続人の中でも民法によって相続の優先順位が定められています。ただし、配偶者は、この相続順位とは関係なく、常に相続人となることができます。
被相続人は生前、自分が死んだ時、所有する財産等をどのように処分するかを書面に書き残すことができます。これを遺言と言います。遺言が法律上の効果を生じるためには,民法の定める一定の方式に従ってなされることを要します。遺言書の種類には普通方式(公正証書遺言、自筆証書遺言、秘密証書遺言)と特別方式の二つがあります。
交通事故
交通事故に遭遇すると、加害者だけでなく、被害者も、交通事故を起こしてしまったという焦りから、その場しのぎで解決し、素早く立ち去ってしまおうと考えることがしばしばあります。しかし、交通事故に遭遇した場合、適切な対応や手続きを行わないと、被害者が不利益を被ることになります。
交通事故の解決には、損害賠償請求や自賠責保険の請求などさまざまな手続きが必要となりますが、弁護士に任せれば安心して治療に専念することができます。当事務所では、難しい手続きを弁護士にお任せいただき、新たな人生の一歩を踏み出せるよう尽力させていただきます。
不動産
不動産とは、土地やそれに定着する建物や立木のことです。
不動産は動産と比較し経済価値が高いケースが多いため、売買取引を行う際には慎重に契約内容を確認する必要があります。詳細な確認を行わず契約した場合、「法令上の制限が存在していた」などのトラブルを引き起こす可能性があります。
その一方で、建物所有を目的とする土地賃借権または地上権の事を借地権といい、賃料を支払いアパートやマンションなどの建物を借りる時には借地借家法の借家規定が適用されます。この賃貸借契約で発生するトラブルは私たちの生活に影響を及ぼすものであるため、問題が発生した際には弁護士に相談を行い適切なアプローチをとることが大切です。
著作権
「著作権」とは、ある「著作物」を創作した「著作権者」に与えられる権利を指します。明確な形を持たない無体財産権であり、著作物には書籍、音楽、絵画、映画など、数多くの創作物が該当します。
私達が日常的に接している「著作物」ですが、いざ著作権問題となると、知識がなく、困惑してしまう方がほとんどです。
一方、モノと情報が溢れている現代社会において、絵画の盗作問題や、音楽のパクリ騒動など、実に多くの著作権問題が発生しています。
聞き慣れない「著作権問題」は、私達のすぐ近くで、今もなお発生のリスクを抱えているのです。
借金問題
借金問題はなかなか他人に相談することができず、つい自分一人で悩み込んでしまいがちです。
銀行やクレジットカード、消費者金融など、いろいろなところから借入をしていると、自分の借金の借入先すら把握できていないという場合もあります。そのため、借金で問題を抱えて際は、まず借入先と借金(債務)の総額を把握しましょう。
もし、これからの収入の見込みと借金の返済総額に乖離があり、現実的に返済が困難であるといった場合には、「債務整理」という方法をとることができます。また、10年以上に渡って金融業者から借入をしている場合には過払い金が発生しているかも知れませんので、返還請求でお金を取り戻すことが可能です。
このように、借金で問題を抱えていたとしても、解決できる手段は複数あるのです。