著作権
この「著作権者の保護」と「著作権の有効利用」に際して発生する問題が「著作権問題」です。
著作権問題は、主に以下の2つに大別することができます。
1.自分が著作権者となった場合
自分が著作物に対する「著作権者」となった場合、創作物の無断使用や無断転載、また他人が著作権者を自分だと主張するなどといったトラブルに巻き込まれる可能性があります。
上記のようなトラブルに巻き込まれた場合、あるいはトラブルが疑われる事例を見つけた場合は、著作権侵害に該当するかどうか、弁護士にお問い合わせいただくことをおすすめいたします。
2.自分が著作物を利用する場合
著作権者でない場合に著作物を利用する場合、専門的な法律知識がなければ、知らないうちに違法な行為をしてしまっている可能性があります。
著作物は、個人的に、または家庭内その他これに準ずる限られた範囲で使用することは「私的利用」として許容されます。裏を返せば、上記以外の場合に著作物を利用することは「私的利用」にあたらないと見なされてしまう可能性があるということです。
また、著作物からの引用に際しても注意が必要です。
引用箇所をカッコ等でくくったり、引用元を明治していたとしても、引用部分が他の部分との主従関係になっていなければ、著作権法上の「引用」とは認められません。
以上のように、著作物を利用する場合、専門的な法律知識がないと、大きな不利益を被ってしまったり、いつの間にか著作権法に違反していた、という事態に発展する可能性があります。
少しでも疑問に思ったり、著作物の使用方法に疑問点がある場合は、著作権問題の解決が得意な弁護士にご相談いただくことをおすすめいたします。
岩垣法律事務所では、「悩める人の道しるべ」をモットーとして、お困りのお客様に親身に対応いたしております。
府中市、多摩市、日野市、国分寺市を中心に、東京都、神奈川県にお住まいのお客様のお悩みに広くお応えしております。
著作権問題など、出口の見えない法律トラブルは岩垣法律事務所までご相談ください。
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